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記述式問題の具体的な勉強方法~実践編

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前回までの説明で、記述式問題の勉強方法は、大まかにご理解していただけたと思います。


ただ、それじゃあ具体的にどうやって普段の勉強の中で実践していけばよいのだろうか? と思われる方もいらっしゃると思うのです。


そこで、今回は、今までの私のブログ記事で扱った平成18年度の過去問を使って、実践の仕方を解説していきます。


問題は、大まかに以下の3つに分類できます。


要件・効果型、原則・例外型、両者混合型

そして、問題文の問われ方にもご注目してください。


平成18年度の択一式問題57題のうち、。

正しいもの」「妥当なもの」が正解肢になるのが、49題、「誤っているもの」「妥当でないもの」が正解肢になるのが、8題です。


ですから、「正しいもの」「妥当なもの」が正解肢になるのが圧倒的に多いので、その形式のものについて説明していきます。


順番に見ていきましょう。



<要件・効果型>

問題36の肢ア、エをご覧になってください。


過去問がない方は下記のリンクで参照してください。
http://www.sikakuyo.com/gyousho/honsiken/184mondai.html

問題文から「正しいもの」の組合せが正解肢で、エがその一つです。


このエを通じて、①正解を導いた理由を口頭で説明できるようになる方法を示していきます。


問題文の「当該使用人の代理権に加えた制限は、」が要件にあたる部分で、「~善意の第三者に対抗することができない。」が効果にあたる部分です。


◇ なお、上記の要件・効果にあたる部分は、問題上の分類であって、必ずしも条文上の要件・効果の部分とは一致していないことにご注意ください。


問題によっては、「善意の第三者」の部分が要件にあたる場合があります。


これを、法令の基本原則を含めて、①正解を導いた理由を口頭で説明できるように、言い換えると、


「使用人に対して、代理権の制限という要件がある場合、円滑・迅速になされるべき商取引の安全から、その効果として、善意の第三者に対抗することができない。」


という感じになります。




これを口頭で説明できれば、例えば、問題文が「代理権の制限があっても、善意の第三者に対抗することができる。」となっていても、これは誤りと即答できるわけですね。


実は、肢アを見ると、支配人に置き換えられていますが、まさに上記にあげた部分が正解肢と逆になっていますね。


これですでに、②正解にならない理由を口頭で説明できるようにもなっているのです。


そうすると、アは誤りで、エは正しいと、一気に2肢切れるのです。


正しいものが説明できれば、その逆の誤っているものも説明できますし、誤っているものが説明できれば、正しいものも説明できるはずなのです。


ですから、正解肢について、それを導いた理由が説明できれば、その肢の逆も説明できるので、一つの肢の復習で2倍の効果をもたらすのです。


そして、なぜ「口頭」なのかは、書いて勉強するよりも、通常時間がかからないですし、また声を出して耳で聞くほうが記憶に残りやすいこともあって、口頭で説明できるならば、書くことは容易だからです。


ですから、口頭で説明できるようになる訓練は、直前期の過去問の確認にうってつけなのです。


ここまでできるようになっていると、仮に記述式問題で、以下のような問題が出ても、上記の言い換えた部分を40字程度にアレンジして解答すればいいのです。


「営業主から特定事項の委任を受けた使用人が、その代理権の範囲を超えて第三者と取引をしたにもかかわらず、当該取引は有効とされた。この場合について、どのような理由で、取引が有効と認められたのかについて考えられるものを40字程度で記述しなさい。」

この場合、「代理権の制限」、「善意の第三者」が骨格部分となります

このように、上記①、②について、その理由を口頭で説明できるようになっておくと、択一だけではなく、記述式問題にも援用できるようになるのです。


その復習の効果は3倍ですね。


◇ なお、この問題の解説自体は、記事の問題36の解説を参照してください。



<原則・例外型>

問題11の肢1、2をご覧になってください。


過去問がない方は下記のリンクで参照してください。
http://www.sikakuyo.com/gyousho/honsiken/182mondai.html

まず正解肢2をご覧になってください。


法律上聴聞が原則ですから、
問題文の「聴聞においては、~利害関係人にも意見を述べることが認められることがあるが、」が原則にあたる部分、「弁明の機会は、処分の相手方のみに与えられる。」が例外にあたる部分です。


これを、法令の基本原則を含めて、①正解を導いた理由を口頭で説明できるように、言い換えると、


「重い処分に対する聴聞においては、被処分者の人権保障の観点から、原則的に利害関係人にも意見を述べることが認められるが、円滑・迅速な行政サービスの実現のために、軽い処分に対する弁明の機会は、例外的に処分の相手方のみに与えられる。」という感じになります。


次に誤っている肢1をご覧になってください。


「聴聞は、口頭かつ公開の審理によるのが原則である」の部分が誤っていますね。


これを、法令の基本原則を含めて、②正解にならない理由を口頭で説明できるように、言い換えると、


「聴聞も、円滑・迅速な行政サービスの実現ために、その審理は原則的に非公開であり、行政庁が公開することを相当と認めるときは、例外的に公開される。よって、肢1は誤りとなる。」


という感じになります。


そして、例えば、記述式問題で以下のように出題されれば、上記の言い換えた部分を40字程度にアレンジすればよいのです。


肢2に関連した記述問題
「聴聞においては、処分の相手方のみならず、利害関係人にも意見を述べることが認められることがあるが、弁明手続きにおいてはどうか。40字程度で記述しなさい。」

骨格部分は「処分の相手方のみ」ですね。


肢1に関連した記述問題
「行政事件訴訟においては、その審理が公開されるが、処分に対する聴聞において、その審理は原則的にどのように行われるか。40字程度で記述しなさい。」

骨格部分は「原則として非公開」ですね。


◇ なお、この問題の解説自体は、記事の問題11の解説を参照してください。



<両者混合型>

問題27の肢4をご覧になってください。


過去問がない方は下記のリンクで参照してください。
http://www.sikakuyo.com/gyousho/honsiken/183mondai.html

肢4は正解肢です。


まず、被保佐人が保佐人の同意を必要とする行為を、その同意を得ずにした場合、被保佐人は制限行為能力を理由としてこの行為を取り消すことができるのが原則ですね。


ですから、この肢4自体が、例外的な場面を聞いていることはおわかりですね。


この例外となる場合における要件効果についての問題なのです。


問題文の「~被保佐人が相手方に対して行為能力者であると信じさせるために詐術を用いたときには、」が要件にあたる部分、「制限行為能力を理由としてこの行為を取り消すことはできない。」が効果にあたる部分となります。


これを、法令の基本原則を含めて、①正解を導いた理由を口頭で説明できるように、言い換えると、少し長くなりますが、


「被保佐人が保佐人の同意を必要とする行為を、その同意を得ずにした場合、制限行為能力者保護のため原則的に被保佐人は制限行為能力を理由としてこの行為を取り消すことができるが、被保佐人が相手方に対して行為能力者であると信じさせるために詐術を用いたという要件を満たす場合、相手方の取引の安全のため、その効果として例外的に制限行為能力を理由としてこの行為を取り消すことはできない。」



という感じになります。


そして、今までと同じように、例えば、記述式問題で以下のように出題されれば、上記の言い換えた部分を40字程度にアレンジすればよいのです。


「被保佐人が相手方に対して行為能力者であると信じさせるために( )を用いて取引した場合、この行為を取り消すことができるか。( )にあてはまる語句を含めて40字程度で記述しなさい。」

昔の記述問題との融合問題にしてみました。


骨格部分は、「詐術」と「この行為を取り消すことはできない」ですね。


◇ なお、この問題の解説自体は、記事の問題27の解説を参照してください。


以上で記述式問題の具体的な勉強方法がおわかりになったでしょうか。


文章で説明しているため長く感じますが、口頭で実践してみると意外と短時間で効率よく出来ると思いますので、参考にしてみてください。


次回は、法令過去問の分析結果を解説していきます。


今回はこの辺りで終わります。



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