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方向性で正解率UP! 平成18年度 問題58の過去問分析

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今回は出題形式として組合せ問題であり、内容としては国語問題です。

問題58を分析していきましょう。
過去問がない方は下記のリンクで参照してください。  http://www.sikakuyo.com/gyousho/honsiken/187mondai.html

他の問題に比べて長文であり、筆者の考えと合致するものを選らぶ要旨把握問題ですから生真面目にやるとかなり時間がかかる問題ですね。

こういう問題にどう対処するのが一番いいのか…
それは肢の方向性を把握することです。

おそらく肢には筆者の考えと合致すものと合致しないもの、そして全く無関係なものが含まれているはずです。

ですから、まず長文を読む前に、問題の肢の方向性を探っておくのが賢明です。

問題の肢の方向性を分類した後に、解答の肢を絞り込み、最後に長文のとりわけ後半部分を読んでヒントが隠されていないかを確認するのです。

問題作成側からすると、たくさん読んで時間を使ってもらいたいので、たいてい後半部分に解答のヒントが書かれていることが多いからです。

では実際に問題の肢ア~オの方向性を検討してみましょう。

ア 世間の考え→「同」=「公論」
イ 「公論」=自然発生=政治姿勢を統御する力
ウ 世論調査=社会の考え方を理解するには不十分
エ 「公論」=多数をしめる考え
オ 「公論」=自ずからの考えが現れたもの≠政治の示している方向と一致


以上のように肢を記号で結ぶと、すぐにアとエは方向性が同じだとわかりますね。
そして、アとエと対極にあるのが、ウだということがわかります。

イとオは自然発生という点では共通していますが、後半部分が全く逆の意味になっていますね。

この後半部分に着目すると、
イ 「公論」=政治姿勢を統御する力
オ 「公論」≠政治の示している方向と一致
となりますから、

イがア、エのグループに近く、
オはウに近いことがわかります。

世間の考えは政治に反映されるのが通常ですから、政治姿勢を統御する力となりえます。

これに対して、世論調査が社会の考え方を理解するには不十分ということは、世論が必ずしも国家の目指すべき道とは一致するわけではないので、政治の示している方向と一致しないといえます。

以上から、ア、イ、エの方向性が同じであり、
ウ、オの方向性が同じだとわかります。

今回の問題は、筆者の考えと合致するもの合致しないものと綺麗に分類できるようです。

次に、これだけで解答の肢を見ると、上記で分類した方向性の条件にあてはまるのは、2と5ですね。

最後に長文の後半部分を読んでポイントを要約してみると、

★「パブリック・オピニオン」は数量化できるものなのかと疑問におもっている。
→筆者は世論調査に疑問を持っている。

★「公論」は、冒頭に引いた繆昌期のことばにいうように…
→冒頭は引用に過ぎず、遡って読む必要はない。
すなわち、筆者の主張はこの後半部分にある。

★『公論』は、単に数量の多寡ではなくて人心の自然なあり方から発するもので、一定の規範的な意味をもつものである。
→筆者は、数量の多寡=世論調査を否定している。
『公論』は世論とは異なる別の規範である。 

★出典 坂部恵「『公論』ということばの衰退の中で」
→世論とは別に『公論』というものがあって、これが衰退している。
すなわち、世論が政治を支配していることに筆者は嘆いている。
出典の題名は意外とヒントとなりうるので必ず確認するようにしてください。

以上の筆者の主張からすると、2と5で筆者の主張に近いグループは、
ウ 世論調査=社会の考え方を理解するには不十分
オ 「公論」≠政治の示している方向と一致
となりますね。

よって、正解は5です。

◇ なお、グループ分けした段階で、ア、イ、エの3つのグループとウ、オの2つのグループに分かれましたが、この時点で正解が5であると断定するのは危険です。

確かに、正解は2つの肢の組合せですから、ウ、オとも思えますが、引っ掛けとしてわざと3つ合致するものを用意してある場合があるからです。

今回はこの時点でたまたま正解となりますが、上記のような引っ掛けに騙されないように、必ず解答の肢を絞り込ようにするのです。

解答の肢を絞り込んだ時点で、ウ、オしか解答の肢がなければ、長文を読まずともこれが正解となります。

今回の問題は2と5のどちらかが正解になる以上、長文を読んで確認すべきなのです。

このように3つの段階を経て検討すると、いきなり長文を読む必要がなく、解答も絞り込めるので正解率もUPし、また時間の節約にもなります。

長文を読んで、なんとなくア~オまで個別に検討するよりも、上記の解き方の方が合理的で正解率が高まることがお分かりいただけたと思います。
是非参考にしてみてください。

今回はこのあたりで終わります。

 


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