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根抵当権の基本   行政書士試験

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まぐまぐ問題
http://archive.mag2.com/0000260438/index.html


(解説)
 
根抵当権については、なかなかイメージできないところなので、今回は、抵当権と根抵当権の基本的な比較問題にしてみました。
 
先生:例えば、個人Aが銀行Bから1000万円を借りるために、AとBとの間で1000万円の金銭消費貸借契約をし、Aの建物に抵当権を設定したとしましょう。この場合のBのAに対する1000万円の債権のことを何と言いますか。
 
生徒:はい、(イ被担保債権)です。
 
先生:そうですね。では、通常の抵当権において、その債権の発生を前提として抵当権も発生し、その債権が消滅すれば、抵当権も消滅しますが、この性質を何と言いますか。
 
生徒:はい、(イ付従性)です。
 
先生:そうですね。では、通常の抵当権において、その債権を譲渡すると抵当権も移転しますが、この性質を何と言いますか。
 
生徒:はい、(ア随伴性)です。
 
先生:そうですね。通常の抵当権は、その債権の一生である発生・変更・消滅と密接な関係があるのです。ところで、例えば、銀行Xと企業Yのように頻繁に取引する関係にある場合、毎日のように1000万円を銀行から融資を受けて弁済期に返済するというような金銭消費貸借契約がなされることもあります。この場合に通常の抵当権を利用すると、1年で300回以上も、金銭消費貸借契約とともに不動産に抵当権の設定登記をし、弁済とともに抵当権の抹消登記をします。なぜかわかりますか。
 
生徒:はい、抵当権に、(イ付従性)があるために、毎回新たな契約と抵当権の設定をしなければならないからです。
 
先生:そうですね。そうすると、銀行Xと企業Yのように頻繁に取引する関係にある場合、通常の抵当権だと非常に煩雑になるし、司法書士への報酬や登録免許税などの登記費用もかかります。しかし、同じような種類の契約(債権債務関係)がある場合、いちいち抵当権を抹消することなく、一定の枠組みの限度内なら、何度契約(債権債務関係)が発生・変更・消滅しようとも全て担保できるようにしてしまえば、取引が終わるまで一度だけの抵当権の登記をしてしまえばよいことになります。例えば、1億円を限度として、銀行Xと企業Yが、毎日のように金銭消費貸借契約をする場合、銀行Xとの間では、個々の金銭消費貸借契約によって発生した債権債務関係が弁済によって消滅しても、抵当権は消滅せずに、1億円を限度として発生した複数の債権の全て(昨日の債権も明日発生する債権も全て)を同じ抵当権で担保されるような仕組みがあれば、このような頻繁に取引する者の間では便利ですね。つまり、債権と抵当権の関係を切断するとこのような制度が作れます。一度設定した抵当権は、一つ一つの金銭消費貸借契約による被担保債権の発生と弁済による消滅の影響を(イ受けない)ということです。そのため、債権の発生、消滅に関係なく抵当権が存在するのです。このような仕組みを何と言いますか。
 
生徒:はい、(ア根抵当権)です。ただ、仕組みの名前はわかるんですけどまた何となくイメージがわかないんです。
 
先生:なるほど、それでは「根」という言葉に着目して、花をイメージしてください。花は、毎年同じ「根」から、何度も咲いては枯れるということを繰り返します。言い換えれば、毎年花が複数咲いては枯れてなくなっても根だけは変わらないですね。この「根」のある抵当権を根抵当権として、花を被担保債権と考えれば、根抵当権と被担保債権との関係がイメージできるのではないでしょうか。花があってもなくても根は存在するので(イ付従性)は否定されているのです。通常の抵当権の場合は、一度花が咲いて枯れてしまうと根も一緒に死んでしまうため、また新しい根を植えなおさなければ花を咲かせることができないのです。そういう意味で通常の抵当権の場合は(イ付従性)があるのです。では、この根抵当権で担保される一定の限度を何と言いますか。
 
生徒:はい、(イ極度額)です。
 
先生:そうですね。その限度額の範囲の全ての債権が担保されます。では、被担保債権はどのようなものでも担保されるのですか。


生徒(アはい、一定の範囲内であれば不特定債権も担保されます。)


先生:そうですね。具体的にはどのような債権が担保されますか。
 
生徒:はい、(ア一定の種類の取引によって生じる銀行取引や売買取引、当座貸越契約などの特定の継続的取引契約などが担保されます。)
 
先生:そうですね。イメージで言うと、一つの根からは同じ花が咲くのではなく、チューリップも咲けば、パンジーも咲いて色々な花が咲き、実際に咲いてみないとどのような花が咲くのかはわからないということです。そういう意味で不特定なのです。この場合、個々の契約(債権債務関係)が消滅しても、根抵当権は消滅しないので、抵当権と異なり(イ付従性)は否定されているのです。では、元本確定前の根抵当権の場合、このような債権が譲渡されるとどうなりますか。
 
生徒:はい、根抵当権の場合は、債権だけ譲渡され、根抵当権の担保から外れてしまいます。)
 
先生:そうですね。イメージで言うと、根抵当権の場合、花だけ採っても根はそのままその花畑に残るということです。これに対して、通常の抵当権の場合は、花だけ切り離して採ることはできず、根ごと切り離さないといけないのです。このように、元本確定前の根抵当権は、随伴性もないので、抵当権における付従性、随伴性が否定された制度なのです。それでは元本の話に移りましょう。抵当権における元本とは何ですか。
 
生徒:はい、(ア被担保債権額のことです。)
 
先生:そうですね。では、根抵当権の場合はどうでしょうか。
 
生徒:はい、(イ元本確定前の根抵当権は、被担保債権との関係が切断されているので元本が定まっていません。)
 
先生:そうですね。毎日のように取引しているので、どの債権が残っていて、消滅しているのかはわからない状態になっているので、絶えず契約によって、債権債務が発生しては消滅している状態となっているのです。イメージで言うと、一つの根からどれくらいの花が咲き、また枯れて消滅してしまうのかは咲かせてみないとわからないということです。例えば3年後の秋を基準に、その時点で咲いている花の数を数えることにした場合、3年後の秋の時点で初めて一つの根から何本の花が咲いているのかがわかるのです。そのため、元本が確定されて初めて担保すべき額が判明します。例えば、極度額2000万円において、元本確定の時に、貸金債権1000万円と代金債権500万円について存在していた場合、元本はいくらになりますか。
 
生徒:はい、(イ1500万円)です。
 
先生:いいでしょう。その元本に対して利息や損害金が発生し、それらが全て根抵当権で担保されます。このように、根抵当権は、元本が確定しないと、根抵当権設定者がいったいどれくらいの債務を担保することになるのかわからないのです。元本確定前は、取引が継続的に続いており、債権額は増減している状態となっているのです。では、この元本が確定する時期を何と言うでしょう。
 
生徒:はい、(イ確定期日)です。
 
先生:そうですね。この期日は当事者で定めることもできるのですが、期間に制限はありますか。
 
生徒:はい、(イ5年以内です。)
 
先生:そうですね。例えば、当事者間で2年後の8月28日を確定期日にし、その時点で元本確定させて一度継続的な取引を終えて清算したいときなどに使用することもできます。確定期日が到来すれば、元本が確定し、後は抵当権と同様に、根抵当権は、その特定の債権のみを担保することになります。上記の例でいうと、元本確定後は、1500万円の元本とその利息や損害金のみが根抵当権で担保されることになるので、元本確定後の根抵当権は、通常の抵当権のようになったと思ってください。ですから、元本確定後は、通常の抵当権と同様に、付従性や随伴性も復活するのです。今回はこのあたりで終わりましょう。
 
生徒:ありがとうございました。
 
 

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テーマ:行政書士と法律資格 - ジャンル:学校・教育

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