なぜ あなたは 行政書士試験に 合格できないのか?

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瑕疵担保責任 16年度問題40 行政書士試験

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まぐまぐ問題
http://archive.mag2.com/0000260438/20090414113000000.html
 



<お知らせ>
 
平成16・19年度の過去問解説を科目別に整理しました。
 
また、平成19年度の過去問解説を以下のページで個別に検索できるようにしました。
 http://sakuradarimuseo07.blog110.fc2.com/blog-category-32.html
 
さらに、平成19年度の過去問解説とそれに対応するまぐまぐ記事をリンクさせました。
 
今後も利用しやすいように改善していきますのでよろしくお願いいたします。
 
 
3月16日から過去問分析ゼミが始まりました。
 
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4月も中旬になりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
 
予定通りに勉強できていますか。
 
まだ本番まで時間があるので、焦る必要は全くありませんが、昨年度と同じ結果にならないように毎日を大事に過ごしていってください。
 
この時期は、気候のせいもあってか精神的に不安定になることが多いそうなので、メンタル面にも気を配りましょう。
 
私自身は、今テニスでチャレンジし続けている伊達公子さんにいつも元気をもらっています。
 
最近、怪我を押し切って、スペインの大会で優勝されました。
 
12年ものブランクからの世界へのチャレンジは、本当にすごいことだと思います。
 
プロとは何かをいつも教えていただいているようで、同世代の人間として身が引き締まる思いです。
 
受験生の皆さんも、苦しいときこそ上り坂だと思って、毎日チャレンジしてください。
 
今年度の試験で結果がでるようにいつも応援させていただいております。
 
 
 
<解説>
 
今回は、瑕疵担保責任の法的性質について勉強しましょう。
 
瑕疵担保責任の法的性質には、2つの学説があります。
 
法定責任説と契約責任説です。
 
今回の16年度問題40においても、判例そのままの出題がなされており、判例は、どちらの説をとっているのか明確ではありません。
 
そのため、この担保責任の法的性質については、「判例に照らし妥当なものはどれか」というような出題はされにくいと思います。
 
最近の試験の傾向からすると、19年度問題28のような学説の対立問題としての出題が考えられます。
 
19年度問題28
http://www.sikakuyo.com/gyousho/honsiken/193mondai.html
 
 
そこで、今回の関連問題では、一つの学説に合致するか否かの出題にしてみました。
 
16年度問題40の判例については、学者にとっても難解な判例のようですので、あまり判例には深くつっこまず、次のように簡単に押さえた上で、法定責任説と契約責任説について理解を深めておくことの方が試験対策上は有益だと思います。
 
 
(判 例)
 
不特定物の売買において、隠れた瑕疵があった場合、原則として債務不履行責任を追及でき(415条)、瑕疵の存在を認識した上で履行として認容し、受領した場合は瑕疵担保責任を追及できる(570・566条) 。
 
 
(法定責任説)
 
 
具体例として、著名な画家の描いた絵画の売買について考えてみましょう。
 
著名な画家の描いた絵画の原画は、そこに傷があろうとなかろうと、この世に一つしかない特定物です。
 
買主は、こうした絵画の個性に着目して売買しているので、もし、一般の取引において当事者も気がつかないような隠れた傷があったとしても、売主には傷のない絵画を給付する債務はないので、その絵画をそのままの状態で引渡せばよく、それで履行が終わりになります(483条)。
 
この場合、売主にも傷に対する帰責性がないので、債務不履行責任(415条)を問えず、また、傷のない絵画が存在しない以上、傷のない絵画を給付する債務は原始的に不能となります。
 
しかし、買主としては、傷がない絵画であることを前提とした高額な値段で買っているのに、代金のすべてを支払わなければならないというのは、公平ではありませんね。
 
絵画に傷があることを前提とした値段を支払うのが、公平でしょう。
 
そこで、このような場合に、当事者間の公平を図るために、特別に売主に責任を負わせることにしたのが瑕疵担保責任なのです。
 
このような考え方に基づいて、瑕疵担保責任を負わせる学説を、法律が特別に定めた責任という意味で、法定責任説といいます。
 
この説における瑕疵担保責任は、債務不履行責任を問えない場合の責任なので、無過失責任であり、法律が特別に定めた責任なので、法律に規定された以上の責任は問えません。
 
ですから、解除や損害賠償請求をすることはできますが、規定が無い以上、別のものに交換するという代物請求や傷を修復するように求める瑕疵修補請求をすることはできないのです。
 
また、この場合の損害賠償の範囲は、引渡し以外に「本来の履行」というものがない以上、債務不履行のような本来の履行によって実現されたであろう利益(履行利益)ではなく、傷などの瑕疵がないと信じたことによって被った損害(信頼利益)に限定されるのです。
 
さらに、責任追及の期間は、1年という除斥期間です。
 
売主としては引渡しによって履行が完了したと期待しているので、その期待を覆す責任追及は短期間で処理した方が法的安定性に資するからです。
 
なお、絵画の傷が後発的に、つまり購入後に売主・買主両方の帰責性なくできたものであるならば、危険負担(534条)の問題となります。
 
すでに引渡しも受けている状態であれば、買主がその危険を引き受けることになるでしょう(債権者主義)。
 
このように、絵画を例にあげると、法定責任説の考えか方も説得的ですが、これが一般的な中古品だったらどうでしょうか。
 
例えば、中古車や中古のテレビなどを購入し、ブレーキやテレビ画面に隠れた故障があった場合にも、そのまま引き渡せば売主の履行が完了したと考えるのは、ちょっと日常的にも非常識ですね。
 
いくら中古品だからといって、走らない車や映らないテレビを引き渡して債務が完了した、とするのは買主からすれば納得できないでしょう。
 
また、法定責任説を貫くと、不特定物売買の場合、例えば、新車の売買において、ブレーキの不具合(隠れた瑕疵)があった場合には 売主がブレーキの故障していない完全な新車を引き渡す債務を負っているので債務不履行責任(不完全履行)が生じ、特定物か不特定物かというだけで、かなり責任の差がでてきてしまいます。
 
このような法定責任説の特定物の瑕疵は債務不履行を生ぜしめないという立場は、特定物のドグマと呼ばれ厳しく批判されているのです。
 
そこで、契約責任説という立場が有力となっています。
 
 
(契約責任説)
 
 
瑕疵担保責任は、債務不履行責任の売買における隠れた瑕疵のある場合の特則である、とする説です。
 
特定物売買で目的物の瑕疵があった場合にも、債務不履行責任が生じ、特定物・不特定物を問わず、原始的瑕疵・後発的瑕疵を問わず、目的物に「隠れた瑕疵」があった場合に適用される、一種の債務不履行責任とみるのです。
 
この立場からすると、要件が無過失責任とされていることも、1年という短期の責任追及期間が定められていることも、売買取引一般の性質によるものであると説明できます。
 
責任の内容に関しては、担保責任に規定のない効果については、債務不履行の一般原則が適用されると考えるので、解除や損害賠償請求の他に、代物請求・瑕疵修補請求が認められるのです。
 
債務不履行の特則と考えるので、損害賠償の範囲も、本来の履行によって実現されたであろう利益(履行利益)まで含まれるのです。
 
法定責任説と契約責任説のどちらが正しいというものではないですが、試験との関係では以上の2つの立場を理解しておく必要があります。
 
最後に添付してあるマインドマップにまとめておきましたので参考にしてみてください。
 
なお、上記の通り、判例は、不特定物において、瑕疵担保責任も認めているようですが、契約責任説そのものではないので、結論を簡潔に押さえておくのでいいと思います。
 
今回の関連問題は、少なくとも法定責任説について理解していれば解けるので、これくらいの問題には対処できるようにしておきましょう。
 
 
(関連問題)
 
肢1 正しい:法定責任説では、危険負担の問題となります。
肢2 誤り :法定責任説では、解除・損害賠償請求だけです。
肢3 正しい:法定責任説では、特定物の場合は、瑕疵担保責任の追及が1年、不特定物の場合は、債務不履行責任の追及が10年となって異なります。
肢4 誤り :法定責任説では、信頼利益までです。
 
 
今回は、瑕疵担保責任の法的性質に関連して、債務不履行や危険負担などの債権総論で勉強する内容もでてきました。
 
このように民法というのは、制度などが密接に関連して登場してくるのでなかなか難しいですが混乱しないように一緒に勉強してみてください。


以下のマインドマップもご覧になってください。クリックして画像がでてきたら再度クリックすると大きい画像になります。
瑕疵担保責任
 
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今回はこの辺りで終わります。
 
 
 


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