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なぜ あなたは 行政書士試験に 合格できないのか?

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ストーリー化と比較! 16年度問題16 行政書士試験

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まぐまぐ問題
http://archive.mag2.com/0000260438/20081216113000000.html
 






今回は行政庁の不作為に対する不服申立てについて勉強しましょう。
 
 
過去問をお持ちでない方は以下のリンク先を参照してみてください。
 
H16問題16
http://www.sikakuyo.com/gyousho/honsiken/162mondai.html
 
 
皆さんは、過去問などの問題集の勉強をするとき、肢ごとに個別に正誤を判断してインプットしていると思います。
 
つまり、肢別問題集のように肢ごとに問題と解説を1対1の関係で勉強しているのが普通のやり方だと思います。
 
 
しかし、問題によっては、肢の順番を並べ替えて一つのストーリーにして内容を把握しておくと、その問題で出題されたテーマを理解しやすくなります。
 
 
肢ごとのバラバラの知識をインプットするよりも、テーマに沿って肢を関連付けてインプットしたほうがより記憶に残りやすいはずです。
 
 
そういった復習方法の一つを今回の問題を利用して、解説していきます。
 
 
ではまぐまぐの問題をみていきましょう。
 
 
<1>
 
 
(1)
 
 
例えば、前回お話したような飲食店の営業の許可を取得しようと、行政庁に対して法令に基づいて適法に申請したにもかかわらず、放置されたままであれば、手続きが全く進行しません。
 
 
これでは営業の許可を取得することが出来ず、事実上営業の自由(憲法22条)を奪われてしまうことになりかねません。
 
 
しかも放置しているならば、不利益な処分にもあたらないですから聴聞や弁明手続きもなされません。
 
 
そこで、「簡易迅速な手続による国民の権利利益の救済を図るとともに、行政の適正な運営を確保する」という行政不服審査法の目的を達成するために、このような行政庁の不作為も対象となるのです。
 
 
これと関連する肢は 2 であり、以上の理由から正しいとわかりますね。
 
 
 
(2)
 
 
行政庁の違法・不当な処分によって、国民の権利・自由が不当に制限されている場合に、このような違法・不当な処分を是正して、国民の権利・自由を保護しなければなりません。
 
ある意味、個人の尊厳(憲法13条)の具体化の一つとして、事後的な救済を図るために行政不服審査法があるのです。
 
行政事件訴訟と異なり、行政庁が判断権者なので、簡易迅速な手続きであり、また違法でなくても不当の場合も救済されるので、審理対象が広いという点でメリットもあるのです。
 
 
 
このように行政庁の処分または不作為によって、不当な制限を受けた国民の権利・自由を事後的に救済するために行政不服審査法があるのです。
 
 
 
<2>
 
 
(1)
 
 
不作為というのも、申請に対して対応しないという行政庁の判断ですから、消極的な意味での処分ともいえそうですが、放置されているだけでは行政庁の判断した時点が全く申請者にはわかりませんね。
 
そういう意味で、性質上申立ての期間制限を設けることができないのです。
 
 
これに関連する肢は 5 で正しいですね。
 
 
(2)
 
 
これに対して、申請に対して何らかの処分がなされれば、その処分された時点は通知や告知によって明確ですね。
 
 
簡易迅速な手続きなので処分があったことを知った日の翌日から起算して60日以内という不服申立ての期間制限が課せられているのです。
 
 
 
 
なお、審査請求に関しては、処分のあった日の翌日から起算して1年経過すると、正当な理由がない限り申立てができなくなります。
 
 
 
<3>
 
 
(1)
 
 
不作為の場合は、異議申立て、審査請求のいずれかを選択することができる自由選択主義でしたね。
 
 
上記の通り、放置されている申請に対して何らかの対応を促すのが目的ですから、処分庁に直接異議申立てをした方が簡易迅速な手続きが期待できる場合もあるのです。
 
ただし、直近行政庁がいなく審査請求が出来ない場合もあります。
 
 
これと関連する肢は 1 で正しいですね。
 
 
 
(2)
 
 
処分庁が一度した意思決定である処分について、再度同一処分庁に異議申立てをしても同じ判断をする可能性が高いですから、あまり実益があるとは思えません。
 
 
ですから、処分庁以外の行政機関に判断を求めたほうがより公正で客観的な審理を期待できますね。
 
 
それゆえ、処分の場合は、審査請求を原則とする審査請求中心主義が採用されているのです。
 
 
       なお、H17問題15の解説記事も合わせて参考にしてみてください。
 
 
H17問題15の解説記事
http://sakuradarimuseo07.blog110.fc2.com/blog-entry-107.html
 
 
 
<4>
 
 
(1)
 
 
不作為に対する異議申立てがなされた場合、何もしないで放置していたことについて正当な理由があれば、その旨を示す必要があります。
 
 
このような正当な理由がなければ、何らかの行為をしなければなりません。
 
何らかの行為とは、申請通りの処分あるいは申請を拒否する不利益処分等も含まれます。
 
行政庁の迅速な対応を求めるために不服申し立てがなされたわけですから、行政庁は、理由を示す場合も、何らかの行為をする場合も、異議申立てがあった日の翌日から起算して20日以内にしなければなりません(50条2項)。
 
 
これと関連する肢は 3 で正しいですね。
 
 
(2)
 
 
処分に対する異議申立てに理由がなければ、請求棄却されます。
 
処分が違法・不当であるとの理由があれば請求認容されます。
 
具体的には、処分庁が決定で処分の全部または一部を取消します。
 
 
<5>
 
 
(1)
 
 
不作為についての審査請求に理由がないときは、審査庁は、裁決で、当該審査請求を棄却します。
 
 
不作為についての審査請求に理由があるときは、裁決で請求認容します。
 
 
具体的には、審査庁は、当該不作為庁に対しすみやかに申請に対するなんらかの行為をすべきことを命ずるとともに、裁決で、その旨を宣言します。
 
 
ここでいう「なんらかの行為」も異議申立ての場合と同様に、申請の承諾処分あるいは申請を拒否する不利益処分等も含まれると解されています。
 
 
これに関連する肢は 4 で誤っていますね。
 
不作為であることを確認して、再度申請するわけではありません。
 
これは不作為の違法確認訴訟との混乱をねらった出題ですね。
 
 
これが正解肢です。
 
 
(2)
 
 
上記の異議申立てと同様に、処分に対する審査請求に理由がなければ、請求棄却されます。
 
処分が違法・不当であるとの理由があれば請求認容されます。
 
具体的には、審査庁が裁決で処分の全部または一部を取消します。
 
 
◆ なお、不服申立ての要件を欠いている場合は、不服申立ては内容を審理されることなく却下されることになります。
 
内容を審理される棄却との違いを押さえておきましょう。
 
 
以上で、不作為の不服申立てについて、その理由→期間制限→方法→異議申立て→審査請求という勉強しやすい順序で解説し、これと比較して押さえておくために処分についても合わせて解説いたしました。
 
 
簡単にまとめると以下のようになります。
 
 
                                    処分                     不作為
 
対象理由(肢2)       違法不当な処分の是正         不作為の是正
 
期間制限(肢5)         知った日の翌日から起算して       なし
60日以内      
 
方法(肢1)             審査請求中心主義           自由選択主義
  
異議申立て(肢3)       決定で処分の取消(認容)       理由の提示
                                                  何らかの行為
 
審査請求(肢4)        裁決で処分の取消(認容)       何らかの行為
 
 
 
以上の解説を前提に、肢も、肢2→5→1→3→4という順序で読むと、一つの流れ、ストーリーとして頭に入ってきやすいのではないかと思いますので、このような過去問のまとめ方を参考にしてみてください。
 
 
一題の過去問の肢を並び替えてストーリー化して整理し、さらに関連部分と比較してまとめておくと一題の復習で二題分、三題分の勉強をすることができ効率的だと思います。
 
 
◆ なお、今回は省略しましたが、できれば不作為の違法確認訴訟とも比較して勉強しておくと効果的だと思います。
 
 
不作為の違法確認訴訟については、H20問題16で出題されていますので、また時機をみて改めて解説することにします。
 
 
H20問題16
http://www.sikakuyo.com/gyousho/honsiken/202mondai.html
 
 
今回はこの辺りでおわります。
 



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