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お金を払わないあなたに代わって行使します! 平成17年度 問題27の過去問分析 その1

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今回は債権者代位権の問題ですね。

本問は、判例の趣旨を問う問題ですが、基本的な理解ができていれば、判例を知らなくても正解を出すことはできます。

ただ、債権者代位権は、本来的な適用場面および転用場面があり、勉強が進んでいない段階だと混乱しがちな箇所でもあります。

とりわけ今回の問題は、本来的な適用場面および転用場面と幅広く出題されており、一肢一肢をしっかり理解することが結構大変な問題です。

さらに、類似した制度として債権者取消権との比較も重要です。

そこで数回にわけてじっくり解説していくことにします。

今回はまず本来的な適用場面についての理解を中心に解説していきましょう。

問題27を分析していきましょう。
過去問がない方は下記のリンクで参照してください。
http://www.sikakuyo.com/gyousho/honsiken/173mondai.html

どういう場面で債権者代位権が行使されるか、具体例を挙げながら見ていきましょう。

AがBに対して売買代金債権(この金銭債権をaとします。)を有し、同様にBがCに対して貸金債権(この金銭債権をbとします。)を有しているとしましょう。

簡単に図で示すと、A→B→C(→は金銭債権だと思ってください)となります。

この場合Aを債権者(あるいは代位債権者)、Bを債務者、Cを第三債務者ともいいます。

ここで、債権者Aの債務者Bに対するaの履行期が到来したために、AがBに対して売買代金の弁済を求めたところ、Bは金がないから支払えないと拒絶しました。

そこで、AはBの財産を差押えて強制執行しようと思いましたが、Bには差押えるべき不動産や動産、現金などの財産が全くなかったのです。

ところが、よくよく調べてみると、Bには第三債務者Cに対するbがあったことがわかりました。

そこで、まずAはBに対して、Cに貸した金を返してもらって、その金で売買代金を支払えと請求しました。

しかし、BはどうせAに支払わなくてはならない金をわざわざCから取り立てるのも面倒だと思い、bを放置したままにしています。

bはあくまでもBのCに対する債権であって、債権譲渡(466条1項)でもしてもらわないかぎり、Aが取り立てるわけにもいきません。

そこで、強制執行の準備のため、Aは債権者代位権(民法423条)に基づき、Bに代わってCに対するbを行使して、責任財産(この場合、貸金債権bが金に化ける責任財産)を保全することにしました。

このような場面で行使されるのが債権者代位権なのです。

そして、具体例でもうおわかりの通り、債権者代位権の趣旨は、強制執行の準備のための責任財産の保全なのです。

この趣旨は債権者取消権と同様ですので、しっかり押さえておいてください。

さて、責任財産の保全のためならば、債権者はいつでもどんな場合でも債権者代位権を行使してもいいのでしょうか?

債権者が行使しているのは、あくまでも債務者の債権ですから、本来はその債権を行使するか否かは、私的自治の原則から債務者の自由に委ねられるはずですね。

そうした債務者の自由に債権者が干渉するわけですから、ある程度厳格な要件が必要になるわけです。

ここで、次に要件について見ていきましょう。

まずは、責任財産の保全という趣旨からすると、責任財産というのはお金に化ける債務者の一般財産ですから、債権者の債権=被保全債権は金銭債権であるのが原則です(423条1項本文)。

また、債権者に責任財産を保全できる状況がなければなりません。

つまり、債権者が自己の債権を行使する必要性がなければ、責任財産を保全する必要がありませんから、被保全債権の履行期が到来していることが原則なのです(423条2項)。

そして、債務者に弁済できるだけの財産があれば、債権者代位権を行使する必要もないですから、債務者が無資力であることが原則なのです(423条1項本文)。

さらに、すでに債務者が自己の債権を行使しているなら、債権者が代わって行使する必要はありませんから、権利を行使していないことが原則なのです。

最後に、行使される権利は、他人である債権者が行使できるものでなければなりませんから、一身専属的な権利でないものです(423条1項但書)。

以上の要件をまとめますと、以下のようになります。

(被保全債権に関する要件)
被保全債権が金銭債権であること(423条1項本文)
被保全債権の履行期が到来していること(423条2項)

(債務者に関する要件)
債務者が無資力であること(423条1項本文)
債務者が権利を行使していないこと

(行使される権利に関する要件)
一身専属的な権利でないこと(423条1項但書)

ここまでで債権者代位権の趣旨要件がわかりました。

では実際、債権者代位権はどのように行使されるのでしょうか?

次回、ここから続きをやります。

今回はここまでで終わります。


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テーマ:資格取得 - ジャンル:学校・教育

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