なぜ あなたは 行政書士試験に 合格できないのか?

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2012年度記述式予想問題 行政書士試験

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(解説・・・記述式予想問題)
 
問題1 (民法)
 
傷害に対する近親者の慰謝料請求についての問題です。
 
問題文の通り交通事故により子の生命を奪われた被害者の父母は、加害者に対して自己固有の慰謝料請求することができます(711条)。
 
ところが、子供が怪我した場合について被害者の父母の慰謝料請求については、条文では規律されていません。
 
そのため、一つの論点となっています。
 
まず交通事故で怪我をした被害者は当事者である子供です。
 
子供は怪我によって生じた入院費などの財産的損害および事故によるショックなどの精神的損害については加害者に対して請求することができます(709条710条)。
 
では、被害者の父母など直接の当事者ではない近親者は慰謝料請求することができるのでしょうか。
 
711条の生命侵害の場合と異なって、怪我などの傷害の場合は、被害者自身が生存していて直接加害者に対して損害賠償請求することができるので、それ以上に近親者の慰謝料請求まで認める必要はないという考え方もあります。
 
確かに、後遺症の残らないような軽微な怪我であれば、被害者本人からの損害賠償請求だけで十分でしょう。
 
しかし、例えば、女の子が顔面に生涯残るような怪我をした場合などは、近親者も生命侵害に匹敵するような精神的な苦痛を受けます。
 
そのため、このような場合は、709条、710条を根拠として近親者の慰謝料請求まで認められると解されています。
 
なお、「生命侵害の場合にも比肩しうべき精神上の苦痛」は判例の言い回しなのでこのまま押えておきましょう。
 
覚えにくければ生命侵害に「匹敵するような精神的な苦痛という記述でも試験との関係では問題ないでしょう。
 
また、近親者には父母のほか兄弟姉妹や内縁の妻など広く含まれると考えられています。
 
以下のような解答例となります。
 
(解答例)
両親が子の生命侵害の場合にも比肩しうべき精神上の苦痛を受けたときは709条、710条(45字)
を根拠として自己固有の慰謝料請求が認められる
 
 
(配点)
①両親が子の生命侵害の場合にも比肩しうべき(7点)
②精神上の苦痛を受けたとき(7点)
709条、710条(6点)
 
 
問題2 (行政法)

 争点訴訟に関する問題です。

 
争点訴訟とは、簡潔にいうと、私法上の法律関係を争う民事訴訟の中で、行政行為の有効性の判断が前提問題になっている場合に、その前提となる争点についての紛争を解決する訴訟をいいます。
 
例えば、本問のような農地の売買においては、農地法3条の許可が必要であり、許可がなければ有効に所有権が移転しません。
 
この農地法3条の許可という行政処分の有効性に問題があり、無効であれば、所有権の移転もなかったわけですから、この処分の有効無効について主に争うことを争点訴訟といいます。
 
これも形式的には、農地の売主が買主に対して、農地の所有権の返還請求をするわけですから、私法上の法律関係の争い=民事訴訟であるのです。
 
しかし、実質的には、返還請求権の前提となる行政処分の有効・無効の争いがメインですから、その部分に関しては無効確認訴訟に類似しているのです。
 
つまり、民事訴訟の審理の中で、行政処分の有効・無効が争点となって、行政処分が無効と判断されれば、民事訴訟における農地の所有権の返還請求も認められることになるのです。
 
そのため、民事訴訟の審理の中で、無効確認訴訟をしているのと同じ状態になっているのです。
 
(解答例)
農地の返還訴訟という民事訴訟を提起して、その処分の有効性を争点訴訟として争えばよい。(44字)
 
(配点)
①農地の返還訴訟(5点)
民事訴訟を提起(5点)
③処分の有効性(5点)
争点訴訟として争えばよい(5点)
 
 
これで2012年度のブログを終わります。
 
1年間ありがとうございました。
 
いよいよ試験ですが。是非とも最後まで頑張ってください。
 
いつも応援しております。
 
 
溝部太郎
 

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テーマ:行政書士と法律資格 - ジャンル:学校・教育

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