なぜ あなたは 行政書士試験に 合格できないのか?

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不在者管理人 民法 行政書士試験

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マイナー分野からの単純知識問題です。
 
ですから間違ってもあまり気にしないでください。
 
最近の民法は、出題範囲が広くなってきていますので出題してみました。
 
25条に関連する肢1と3からみていきましょう。
 
不在者とは、住所または居所を去って容易に帰ってくる見込みの無い者をいいます。
 
簡単に言うと、行方不明者です。
 
例えば、お金の貸し借り(金銭消費貸借契約)後に、お金を借りた独り身の債務者が行方不明となり従来の住所又は居所を去ってしまった場合、契約当事者がいなければ、金銭を取り立てることなどはできません。
 
 そのため、当事者の不在者の財産の管理人がいなければ、利害関係人などの請求により家庭裁判所は、不在者の財産の管理人を置いて必要な処分をすることができます。
 
なお、不在者に法定代理人がいるような場合は不在者財産管理人の役割を法定代理人が担うので特に必要な処分はなされません。
 
 したがって、肢1と3はどちらも誤りです。
 
次に26条に関連する肢2をみていきましょう。
 
不在者が管理人を置いた場合において、その不在者の生死が明らかでないときは、不在者による財産管理人のコントロールが全く効かない状態になります。
 
そのため、家庭裁判所は、利害関係人又は検察官の請求により、その管理人が財産管理者として不適任であれば、その管理人を改任することができます(26条)。
 
管理人の改任とは、管理人の任務に就いている者を去らせて、別の者に交代することをいいます。
 
 「解任」とは異なりますので注意しましょう。
 
 したがって、肢2は誤りです。
 
 次に、28条と関連する肢4をみていきましょう。
 
管理人の権限は、原則として、103条の権限の定めの無い代理人と同様の権限です。
 
これは、また代理のところでも勉強しますが、管理人の権限は、原則として、保存行為、利用行為、改良行為に限られます。
 
保存行為とは、財産の現状を維持する行為をいいます。
 
例えば、家屋の修繕や消滅時効の中断などです。
 
利用行為とは、収益を図る行為をいいます。
 
例えば、現金を利息のつく銀行預金や配当のつく株式に変えたりすることです。
 
使用していない不動産を賃貸することもこれにあたるでしょう。
 
改良行為とは、財産の経済的価値を増加させる行為をいいます。
 
家屋に電気・水道・ガスなどの設備を施すなどです。
 
管理人がこれらの権限を越える行為を必要とする場合、例えば、金銭の取立てに対して債務を弁済するなどは、家庭裁判所の許可を得てすることができます。
 
他人の財産を処分する行為なので、管理者といえども好き勝手にやってはいけないのです。
 
したがって、肢4は誤りです。
 
次に29条に関連する肢5をみていきましょう。
 
これについては、家庭裁判所は管理人に対して不在者の財産から相当な報酬を与えることができるということを知っていればよいでしょう。
 
したがって、肢5は正しいです。
 
以上より、正しいものは、肢5の一つとなります。
 
少し細かいところですが、条文だけ確認しておきましょう。

  今回はこのあたりで終わります。


 
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テーマ:行政書士と法律資格 - ジャンル:学校・教育

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